私は結構簡単に泣く。
朝ドラ「カーネーション」はbsの再放送で毎週泣いたし「ちりとてちん」「澪つくし」「芋たこなんきん」「朝がきた」なんかも要所要所で泣いている、朝がきたは終わらせたくなくて録画を溜めている。
ついさっきも「グッド・ドクター」のシーズン3を観ていて、何となく予想はしていたけど主要人物の退出に、泣いてしまった。
人気ドラマを降板する時、悲劇的な死があるほうが役的にはおいしいと思う。創作物だし。
マリブを飲むとBONESのスイーツくんを思い出すし、大人気ドラマERでルーシーが死んだ時、日本では放送が見合わされたそうだし、人の心は動く。素晴らしいことに。
以下グッド・ドクターのネタバレを含みます。
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ココナッツといえば「カラフル」のひろかとミスドでドーナツを食べる場面も好きで。
当たり前に、自分に好意がありそうな異性からはご馳走してもらって、でも見返りなしにはベッドは共にしない、女子中学生(⁉︎)
クソなのにココナッツとチョコレートのドーナツがいいな、と空気を読まないところがかわいい。なんて。
メレンデス先生は、大地震で頭か内臓の難しいところを強打して死ぬのはわかっていた、大人気ドラマは撮影がハードだし、シリーズの終盤にもなれば登場人物の交代だってある。
わかっていたけど敗血症でじわじわ死んでいくのはつらかった。
開腹したけど手の施しようがないとか、生きていけるけどもう2度と外科医には戻れないとか、そういう終わり方なんじゃないかな〜と思っていたから。
ブラウンが気持ちを伝えようとして、一回目は言うな、と止めるのに最後は「私も」と胸に抱くのはつらかった。
母親の死から回復しきっていない、自分を慕う若い女の存在は、職場では処理しきれないよね
〜〜〜ただでさえ職場恋愛で破局しているのに‼︎
妹のガビーも、リム先生もいるのにそんなに早く死なないでほしかった。
創作なのにね、現実じゃないのに、それでも別れはつらい。
結構前のドラマなので、このあと現実に流行病もあるのだけど (シーズン2で同じような疫病も扱っていたけど) 予備知識なしで楽しみたいので、bs松竹東急さん、よろしゅうおたの申します……
人と別れるとき、そこにたくさんの言葉があった方がいいのか、何となくの予感があったほうがいいのか、突然のほうがいいのか、私にはまだわからない。
残される側だからか、残された側だからか。
