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大体酩酊してゐる

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毎日エンプティ!

 

空虚で、呼吸がうまくできない。

生ぬるい水の中に沈められた肺が、肺胞がうまく膨らまない。そんな感じ。

 

カフェインと頭痛薬を同時に飲む。ごまかしている。元気の過剰摂取。

空腹でハイになってようやく動く。

いつまでも続かない現状と、続いてほしくない現実と、沈まない太陽。体温より高い室温。狂ってしまう。

日々を早く消費して、己を殺してしまいたいのに、そう考え始めると急に秒針の進むのが遅くなる。早く帰りたい、自分の家にいるのに早く帰りたい、ここじゃないどこかに、はやく。

 

*以下嘘日記

 

ひとつのかたまりになったかのよう、だね。

睡眠不足と乱れた呼吸で、どろどろになった思考で、やっと理解する午前4時。歪な週末。

他人なのに一挙手一投足がわかる。気がする。

まつ毛が震えるのも、皮膚が粟立つのも、もう触れなくてもわかる。

 

同じものを食べて、消化して、同じ空気を吸って、カロリーを消費して、でもそんなこと誰とだってできる。

特に、地面に足がつくかつかないか、ふわふわだらしなく漂っている私は。

 

誰とだってできるのに、毎度毎度間違えてしまう。間違えて記憶してしまう。乾燥した室内、白い照明、かすかに聞こえる階下の足音。

異物が異物でなくなる前に、感覚を正常に戻さないといけない。私の一部じゃない。

愚かで醜くてなまあたたかい、何も正しくないひとつの塊のようなもの。